閉塞感と様々な社会不安の中、日本が世界の急激な変化に身をすくめたかのようにそれまでの歩みを止めて既に20年が経過しようとしています。この間、国内の高齢化と少子化そして人口減少が進展し、市場縮小と労働人口の減少を伴い将来的に従来の生活レベルの維持さえも危惧されています。
若者の少ない国に新しい挑戦に挑む力や活気も人が集い競う場所も生まれません。そうした中、現状は過去の遺産のような形での経済力とその余韻の中で、未だ実質的な人材鎖国をしている日本。しかし、遠からず移民も含めたレベルでの開国をせざるを得ない状況になると思われます。「若年層が減る社会は危険なほど革新的でなくなり、技術や豊かさ、知識や芸術の面でも他の社会に遅れをとる」これは英国王立委員会が60年前に発した警告ですが、まさに今の日本がこれに当たります。仮に開国をしたとしても、活力のない国にもはや世界の人材は日本を目指すことはしません。開国すれば人が来るというのは、現状の日本を考えれば空しい妄想でしかないかもしれません。
ライクアートリソーセスは、独自の屋内外企業経営層とのネットワーク及び関係構築力を最大限に活用し、「人と雇用」及び「人と企業」をキーワードに活動を開始します。そして日本の現状と実態、及び目指すべき未来に即した企業と個人のマッチングを促進することで、硬直した現状からの打破と次世代社会・組織の創造を担ってまいります。また、マーケティング及びプロモーション事業会社である株式会社ライクアートとの相乗効果を狙い、マーケティング観点でのさらなる研鑽をノウハウの蓄積を積むことで時代の先を読む知見を磨くことでの社会貢献を目指します。
「普通の人」の能力の高さ、それが日本が世界に誇るヒトと力です。傑出した一握りのヒトより優れた資質を持つ人材をいかに開花させ、そしてつないでいくか、政治が老人福祉などの高齢者に目が向きがちな中、活力となる労働力層にライクアートリソーセスはスポットを当て、ヒトの行き交う活力ある日本の未来を果敢に切り開いてまいります。
私達は「ダイバーシティ」と「感性価値」をキーワードに、日本の持つ無限の感性資源を通して皆様に豊かさを提供する「感性開拓企業」です。
株式会社ライクアートリソーセス
代表取締役社長 田尻 史明